2019年7月17日水曜日

【移転後初訪】寿三家 我孫子

2019/07/17訪問

固め濃いめ。今回はラーメン並。"六角家イズムあっさり豚骨"なるラーメンも気になる。これは次回かな。

鶏の豊かな香りに醤油がガツン。豚と鶏の美味しいところだけをきれいに出して、ぐわっと醤油で締めた素晴らしいスープ。
塩分とコシで主役を張る酒井の麺と完璧にマッチ。ライスは野暮。

スープをすすればすするほどガツンガツンと叩きつけてくる塩分が脳天を揺さぶる。
「これが横浜家系なんだよ!家系舐めんな!」という強いメッセージ。
そも"濃いめ"自体が完璧だったバランスを乱してしまったのかもしれない。武蔵家に浮かれて脊髄反射で濃いめを選ぶようになってしまった自分を戒める。

そうだった。ガッツリとか、濃厚豚骨とか、ライスとか、そんなもんに踊らされて見えなくなってしまっていた。
横浜家系とは、繊細な豚と鶏のバランスを、豪快に醤油の塩分で締めるもの。
静と動の合一。ぴんと張り詰めた水面の下で強烈な渦が巻いているような。

おまえら東京もんが、チャラチャラしてんじゃねーぞ、家系舐めてんじゃねーぞ、これが俺たちの家系だ!

反省しました。浮ついて東京で適当にラーメン食べるのに、人生費やしてる場合じゃない。向こうは本気でラーメン作ってるんだから、こっちも本気でラーメン食ってやる!




寿三家
我孫子駅 徒歩15分
〒270-1153 千葉県我孫子市緑2丁目11−33
https://maps.app.goo.gl/xYf4sXshHrW27i5N9

2019年7月16日火曜日

家家家 錦糸町店 錦糸町

2019/07/16訪問

固め濃いめ。
麺の太さが選べる。もちろん太麺をチョイス。

明るい色のスープ。鶏の風味とやや酸味が感じられる、横浜に寄せたつくり。
油がやや野暮ったいけれど悪くないスープ。

麺はまあまあ。味気なくてモソモソする。

たまに食べるなら良いかな、という一杯。




家家家 錦糸町店
錦糸町駅 徒歩2分
〒130-0022 東京都墨田区江東橋2丁目16−10
https://maps.app.goo.gl/d9iZToiF7w4exf8U7

2019年7月9日火曜日

【再訪】龍馬 四ツ谷

2019/07/09再訪

固め少なめ。

スープを一口。めちゃくちゃ熱い!ここまでアツアツで提供されるのも珍しい。味わうと奥行きがハンパない。
ザラみと豚の脂をたっぷりはらんだ濃厚な味わい。塩分もちゃんと支えてくれる。そしてそれらがきれいにとけあって、見事に調和している。
醤油のトガりも豚の獣感も脂のしつこさも、出すぎた所は全く無く、弱すぎるところも無い。確かなバランスが味の複雑さ、奥行きを演出している。

濃いめでも、多めでもない、固め少なめだからこそたどり着けたこのスープ。

輝道家と似ているが、こちらの方が豚の重みは出ている。
完璧を目指した輝道家に対して、店主の個性が出ている龍馬。本当に甲乙つけ難い。



龍馬
四ツ谷駅 徒歩1分
〒160-0004 東京都新宿区四谷1丁目1−4
https://maps.app.goo.gl/sHvgnrFqCNXsSmYn6

2019年7月5日金曜日

武源家 田町・三田

2019/07/05訪問

固め。

丁寧に出された豚骨の旨み。ザラつきや獣感は全く無く滑らかなスープ。

細めの麺をすすってびっくり、味がしない。スープの塩分がかなり抑え目なのと、麺自体も淡白なので物足りない。

スープの主張が弱く、ライスとの相性もまあまあ。

少しおいて麺にスープを吸わせてから食べるとちょうどいいが、細いので今度は食感がイマイチに。

これは固め濃いめで試したいところ。思いがけぬ宿題店になった。

上品でまろやかなスープだからこそバランスが難しい、そんな一杯でした。




武源家
田町駅・三田駅 徒歩4分
〒108-0073 東京都港区三田3丁目1−2
https://maps.app.goo.gl/ZvEG9UVqKyr3jUfe8